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チーム運営の難しさ

 今日水曜日は、定例の火曜日と自由参加の金曜日練習が雨のときの対策に、20時から21時まで空いていたのでおさえてある。
 だが、夢中になっている一部の選手は集まってくる。もうあと1ヶ月。バーンアウトを恐がらないでとことんこの子達と燃え滾っていこうと思っている。そして、この道程を楽しみたい。

 さて、タイトルについてであるが、今の6年生の学年は入れ替わりが激しかった。途中退部は、二桁に迫っている。結成当初は、ティーボールで1年生から5年生までが隔週で遊んでいた程度だったから、ソフトに興味が無い子もたくさん集まってきた。その中で、「あれっちょっと違うぞ」と思った子と「ソフトボールってこんなに楽しいんだ」って思った子に分かれて、前者は去っていった。抜群の運動能力だった子が2から3人いたけど去っていってしまった。これは、私達スタッフの運営方法が良かったのか悪かったのかわからないが、勝ちたいって気持ちが出た以上突っ走ってしまった。

 ただ、温度差があるのも事実であるから、そのあたりをどうやってクリアしていくかが課題だと思う。
 現状の運営の仕方だと、『何よりもソフトが大事』って家族で無いと難しいのかも分からない。

 きっとこの全国に出場してくるチームの中には、普段は男子チームで活動して、協会の大会だけ、女子チームで出場されているチームもあると思う。
 そんな男子に混じってでもソフトを選んだ彼女達は、根っからソフトボールが大好きで、男子にも負けないほどのたくましさを備えているのだと思う。そういう集団だと、少々厳しくしても何か買うのを我慢してでも、遠征費用や道具を買うことが出来るのだと思う。
 
 しかし、地域総合型クラブで活動している以上、そんな面子を揃えるのは至難の業。
 この夏までは突っ走るが、この後の運営方法を保護者も含めてみんなで考えたいと思っている。
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春からの伸び率

 今日火曜日は全員ナイターです。
 1年生の、あ~ちゃんも来てくれましたので、和気あいあいな感じで練習できました。
 厳しさがなくても、平日のナイターは楽しくボールとたわむれることが大切だと思います。

 さて、奥玉ハゲ親父さんのブログにあるように、全国出場を決めた48チームの名前がおおよそ分かってきました。
 その中で対戦したことがあったり、見たことがあったりするチームもちらほらといらっしゃいます。
 南から
 愛媛;宇和島チェリーズ 徳島;岩倉ビクトリーズ 広島;東広島プリンセス(対戦なし) 大阪;岸和田八木南 京都;ホワイトビッキーズ 奈良;志都美旭ヶ丘 岐阜;揖斐川スイートフィッシュ・大野ジュニア 愛知;NARUMI・西前田SBC 静岡;掛川桔梗 東京;オールあきる野(対戦なし) 岩手;新沼
 以上のチームと対戦したり、春の全国や掛川遠征で拝見したことがある。

 宇和島さん、岸和田さん、ホワイトさん、NARUMIさんには練習試合で敗退しているし、岩倉さんには春の全国で、志都美さんには愛知遠征で、新沼さんには掛川で、好投手にきりきり舞いさせられている。
 西前田には90K近い剛速球投手がいるし、あきる野の左腕もキレ抜群だった記憶がある。

 この夏は、当然受けて立って入られない。
 春は、チーム造りが一歩早かったため、ウチも有利に行けたが、宇和島・ホワイト・掛川・NARUMIと常連さんは、勝ち方を知っているはず。
 3月の全日本も、5月の掛川強化練習試合も愛知ミーティングもあまり参考にはならない。

 どれだけ技術に伸びシロがあるのか?
 どこまで緻密に鍛えられているか?
 どれだけ、パワーがついているか?
 
 いろんな要素がかみ合って、チームは強くなると思う。

 3月に、岸和田さんに2戦2敗している。4月にNARUMIさんに2戦1敗1分だった。
 一昨日の試合は、異常気象で当てにはならない。

 今週末、両チームとの対戦が待っている。
 どちらの伸び率が大きいかが分かる。
 いずれにしても、どちらにも勝っておかないと、本番で対戦したときに負けたほうが嫌なイメージになる。絶対負けられない。そして、残り1ヶ月をどう過ごすかの試金石になる。

 噂では、三重と愛知の第1代表は決勝まで対戦しないらしい?
 果たして、春からの伸び率はいかがなものか?
 

NARUMI遠征

 今日は、6年生チームは愛知県のNARUMIさんと、奈良県の志都美さんと3チームで練習試合、5年生以下はアソビックス大会でしたが、朝5時に両方ともグラウンドコンディション不良のため、中止になりました。

 昨日も練習休みにしたのに何とか午後からでも練習か練習試合を組まなければと思っていたら、NARUMIさんから、鳴海小学校は水捌け良いから出来ますよって電話があり、全員で愛知県の鳴海小学校に向かった。

 三重県から愛知県までの遠征を急遽なのに、快く了承してくれた保護者さんに感謝するとともに、そんな話を平気で交わす両チームのスタッフは、他から見たら呆れてしまうのではなんて思った。
 こんな監督に振り回される保護者の皆さんありがとうございます。

 さて、NARUMIスタッフ及びご父兄が一丸となってグラウンド整備をしていただいたおかげで、鳴海小学校に10時に到着して、10時45分から1試合目を開始することができた。

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 5月に会ったときから一回り大きくなったかな?
 打てそうで打てない不思議な投手。手元で伸びるのか?空振りが多かった。

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 打てないなら走るしかない。
 しかし、このグラウンド状態。お互い思うような攻撃が出来ない。

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 畳み掛けるNARUMI打線に必死のブロック。
 このころからモワ~っと湿度と温度が上昇してきた。
 監督さんも溜まらず、半そでを捲り上げてランニングに。

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 惜しいプレー。グラブの先っぽに当たって落球。願わくばもうワンテンポ、グラブを出すのを遅らせれば大ファインプレイ。

 1試合目は何とか接戦をものにした。

 2試合目。
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 湿度の上昇に伴い、投手はダウン。暑さに負けて体が言うことを効かない。独り相撲。
 挙句の果てに落ち着けないため、このステップ。
 技術的にもまだまだだが、精神的にもっと成長しなければと思う。

 ただ、2枚投手がいるのでどちらかダウンしても何とかなる。今日は痛切に感じた。

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 NARUMIの打球は伸びが違う。
 これはレフトオーバーだが、この選手のこの表情は非常にうれしい。
 この後センターオーバーも放つ。今日一番の成長。

 2試合目は、逆に接戦で敗退。投手陣の安定が一番勝利に繋がる。

 3試合目はお願いして、5年生以下とNARUMIレギュラーチームとさせてもらう。
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 このころから雷とともに大雨が来襲。
 しかし、NARUMI主力相手に良く投げた。
 来週に延期になったアソビックスには三重県陸上大会で来れないそうだ。
 何とかしてくれないかな~。

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 グラウンド状態がこのようになり、ジエンド。
 5年生チームにはもう少しさせてあげたかったが仕方がない。来週のアソビックスで爆発して欲しい。

 今日のこの試合を注目されている方が多かったのか、どうでした?と連絡がたくさん入る。
 NARUMIさんは、各地で評判が高いようだ。桔梗監督ブログの影響か?

 確かに素晴らしいチームである。
 伊勢に帰ってきてから、急遽4日に岸和田、NARUMI、揖斐川の各代表チームと練習試合が決まった。

 また1週間わくわくできます。


 

雨の日のすごし方

 皆さんは、雨の日はどのように過ごされていますか?
 
 九州、東北以北以外は雨模様。
 当然ウチも5年生以下の愛知でのアソビックスも順延となり、伊勢支部リーグ戦も延期になった。

 さて今日はどうするか?
 午後から体育館を使うことができるのだが、だらだらの練習になりそうだったので中止にしました。
 
 やっぱり室内練習は気が乗らないと思う。
 っていうか私自身が、今日土の上で練習できているチームはわずかだと思うと、休みにしてもって甘く思ってしまったのが現状です。

 明日は、雨が上がるだろうと思っていてたかをくくっていたのだが、今日こんなに降るとは思わなかった。
 水捌けの悪いグラウンドは絶対使用不可でしょうし、どうしようか?思案中です。

 全国からの逆算が狂ってしまうので、こんな事態を考慮しながら計算しなおしたいと思う。

練習会場

 宿泊を予定しているホテルから歩いて数分のところに、総合運動公園があって、そこを7日、8日を仮予約して、数日後本予約するのに電話したら・・・・

 「ソフトボール全国大会に出場するってチームさんから先約が入ってしまってお貸しすることが出来ません。」
 「えっ!そんな・・・・  花巻市じゃないのにどこのチームですか?」
 「岐阜の揖斐川さんです」
 「え~っ」

 てことで、揖斐川監督に電話する。
 揖斐川監督とは冗談を言い合えるくらい仲良くしているので、
 「揖斐川さんは、グラウンドまで40分以上かかるんじゃないの?そもそもグラウンドの存在は私が言わなきゃ
 わからなかったのになぜひどいじゃないか」(ちなみに怒っていません)

 「ソフトボール場以外を押さえようとしたら空いていたから押さえましたよ。長田さんが借りるのが遅いんですよ」
 「でも揖斐川さんの宿舎から40分以上かかるんじゃないの?」
 「遠征慣れしているから大丈夫ですよ」
 「よりによってウチの宿舎から徒歩5分のところを押さえなくっても・・・」
 
 てなやりとりがあって、8日だけ試合前か、もし勝った後の試合後か間借りすることになり、7日はお互い試合がなかったら練習試合でもしようかって話になりました。

 熊本では練習会場がなく、強引に近くの小学校で練習している野球チームにお願いして練習させていただいたので万全を期したい。
 今回は灼熱の太陽が照りつける夏の大会。バテないように調整したい。

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 借りたグラウンドを検索したら画像がありました。
 今画像見ましたが、ソフトボール場は何面かありそうです。揖斐川さんが全て押さえているので練習したい方はお越しください。

打撃フォーム連写

 今日も1時間強だけナイターして帰ってきました。
 
 N事務局長兼マネージャーが7メートルから投げ込む球をひたすら打ち続けました。

 そこで、3人だけバッティングフォームを連写しました。

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岩手の宿泊先

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 某監督ブログに高級ホテルの画像が出ていましたが、ウチも泊まろうと検討したのですがこれ以上贅沢するとチームが分解して試合どころでは無さそうなので、自分で探しました。
 
 値段は安いが、某温泉に負けず劣らず?かも?

第2代表も続々と

 おおよそ全国出場チームは決定した模様だ。
 春夏連続出場のチームはちらほらで、やはり夏は本当の実力チームが出場してくるのか?

 その中でも、トップクラスの実力である(私の勝手な分析だが)愛知NARUMI、奈良志都美と今週末に、来週は春の全国2位、3位チームを圧倒的な強さで撃破して出場してくる大阪岸和田八木北と交流させていただく。
 中でも岸和田八木北さんはタレント揃いで、ウチの一番上手な選手が9人集まっているようなチーム。間違いなく優勝候補の筆頭であると思う。(勝手な分析ですが・・・)

 それほど、小学生離れした選手が揃っているチーム。
 この3チームとどこまで出来るかで今のウチの実力が計れるのではと思う。


 さて、第2代表の行方が非常に気になるのですが、三重はどうやら無さそうです。
 東北地区が第2代表が多いようだ。やはり近隣県が優先のようだ。

 あくまで個人的な見解だが、昨春の宮崎や今春の熊本からは出場されるのか?県協会のHPを拝見すると予選をされていない。
 宮崎、熊本まで行くのに莫大な費用がかさんでチームをまとめるのに苦労の連続で非常に大変な思いをするのだから、開催地がどこであろうと、過去に開催した県はチームが存在する限り出場を促して欲しいと思う。

 今回岩手に行くにも、チーム強化するよりお金の工面とチームをまとめることで精神的に参ってしまうのだから・・・(愚痴ってすいません)

 そんな状況を一日も早く打破して、夏も目標のベスト8以上を目指して、とにかく選手も父兄も楽しく想い出に残るような全国にしたいと思う。ガンバロー!

斎王杯(いつきのみやはい)

 今日は、昨日雨天で順延になった斎王杯(いつきのみやはい)がありました。
 雅スポーツ少年団さんが活動されている多気郡明和町が、1300年前の伊勢神宮に奉仕した斎王さんの御所だったそうです。(雅スポーツ少年団代表さんの挨拶から)

 県内外8チームでの戦いで、予選リーグ及び決勝トーナメントで4試合こなしました。

 ウチは6年生単独チームと、5年生以下チームの2チーム出場させていただきました。

 私は今日は5年生以下チームで采配を振るいました。
 5年生以下チームは、最近退団者が数人出た影響なのかもうひとつ盛り上がりにかけています。
 少し前に采配した時とは別のチームのようでした。
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 岡崎スーパースターズさん、たかはたさんに勝利したものの、度会エンペラーズさんには惨敗し、3位決定戦で対戦した雅スポーツ少年団さんは、投手を含む殆どが来年のチームでしたが接戦をなんとかものにして3位でした。
 しかし、覇気がありませんでした。人数も5年生以下で10人となってしまい、全国が終わったら部員集めからもう一度しなければならなくなっています。運営方法をも見直して、もう一度大所帯にしたいと思います。

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 6年生チームはこの人も復調してきたようです。
 UN18との2枚看板は、夏の猛暑には心強くなってきました。

 MIKUMO、岡崎スーパースターズ、雅スポーツ少年団、度会エンペラーズと4試合(予選は50分、決勝Tは60分)で得点は85点、失点は雅さんに許した3点という結果で優勝でした。

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 優勝の賞状をもらうミコト

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 3位の賞状をもらうメイちゃん

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 4試合で打率がなんと9割でMVPに輝いたミク(監督不在でノビノビしたか?)
 
 また想い出がひとつ増えました。
 雅スポーツ少年団さんお世話になりました。


伊勢度会支部リーグ戦

 今日は、雅スポーツ少年団主催の斎王杯(いつくしのみや)が予定されていたのですが、朝までの土砂降りの雨によるグラウンドコンディション不良で日曜日に順延された。
 そこへ朝6時に伊勢度会支部のリーグ戦担当チームの監督さんから、「リーグ戦の組み合わせ変更するからおいで」とお誘いいただきました。
 体育館で練習しようとしていたウチにとっては願ってもないことで、急遽男子チームと2試合組ませていただきました。

 開会式直後の第1試合は、県内でも強豪の大紀さん。
 県内屈指の好投手は、怪我で投げられないため全国予選は敗退してしまったようだ。
 今日も2番手投手だったが、総合力は素晴らしかった。

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 絶好調のUN18も一塁邪飛に打ち取られる。
 この後コーチャーズボックスから地鳴りが起こる様な大声が響いた。

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 1死3塁から内野ゴロで突っ込んでアウトになるも、このスライディングの選手は4年生。
 素晴らしいスタートと判断力であった。

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 この選手は、ご存知メイちゃん。
 センスの塊なのだが、このような正面のイージーゴロでミスをする。
 緩慢なプレーが多く見られる。この後、お手玉をしてセーフにしてしまい、そこからバタバタとして得点をあげられる。
 ベンチに帰ってから大目玉を食らったのは言うまでもない。

 大紀さんになんとか勝利し、午後からも七保ファイターズさんにも勝利して2戦2勝。リーグ戦初優勝に向けて好発進(中身は?だが)
 26日に南伊勢、一之瀬、小川郷とトリプルこなして優勝が決まる。

 まあそれよりなんと水捌けの良いグラウンドだこと。昨日から断続的に降り続いた雨は地面からどこに排水されたのか不思議なくらいだ。
 今日は、グラウンドにいれたことが何よりの収穫でした。

お礼と報告も言えずに

 昨日、東海学園大学ソフトボール部監督の藤原先生が、永眠されました。

 私は、3年前に原クラブさんにお邪魔したときに、ご紹介いただいて、何度か大学でご指導いただき、また美杉村バッテリーキャンプでは、夜に楽しいお酒とともに貴重なお話も頂きました。

 藤原監督のピッチング理論も私では考えもつかないような素晴らしいものですが、それにも増して、ソフトボールに対する情熱は凄まじかったと思います。
 そして、自分のチームを犠牲にしてでも、小学生中学生の普及にも熱心に努められており、ソフトボール界にとっては非常に惜しい方を無くしてしまいました。

 春の全国前に、全国出場のご報告をさせていただきましたが、日本一の報告にお邪魔したときは四国に遠征に行かれており報告が出来ませんでした。

 UKIUKIスピードの歴史の浅い投手陣はみんな先生の指導を頂いています。
 彼女達の成長は藤原先生から指導いただいた賜物であります。

 チームから、供花を贈らせていただきます。
 先生のご冥福を心からお祈りいたします。

梅雨対策

 これだけ雨が続くと、予定が立たない。

 19日が雅スポーツ少年団主催の斎王大会
 20日が伊勢支部リーグ戦なのだが、斎王大会の予備日が20日となる。

 まだ、ウチはナイターを借りているから、何とかボールを触れるときはある。
 水曜日は、8時から9時までの1時間だけ借りている。
 
 火曜日と金曜日は2時間借りているが、雨で使用不可。だから今日の1時間は非常にありがたかった。

 この時期かなり成長する時だと思うが、平日練習しているところと、週末のみところではかなり差がつくのではないか?
 今週末も雨予報。
 これだけは仕方ないのだが、何とか工夫をしていきたい。

私を見て!

 今日は、大した記事もないので、5コマ漫画調に・・・

 最近打撃絶好調のUN3でしたが、調子に乗りすぎて高めの球を強振してしまい、コーチャーズボックスの代表に長々とお説教・・・
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 次打者のUN18を迎えても打席を見ないで、お説教は続いています。
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 もう~こちらを振り向かせてやる!っと気合が入り・・・
 カッキ~ンと快音が響き・・・
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 お説教中断。UN3はホッとしたはず?

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 打球は、深く守っていたセンターを遥かに越えて・・・

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 センター振り向くと、「ありゃ、もうサードベースの手前にいる」
 
 超ご満悦のスズカ劇場でした。
 

久々の試合で

 今日は昨年度のOGのクレハがいる中学校と試合をさせていただく予定でしたが、生憎の天気で、早々と昨晩に中止を決定。
 昨日は午前中は男子チームと試合、午後からは今日の雨予報を考慮して日没まで練習した。
 今日は朝から出来ないと思っていたら、降ったり止んだりで午前中は練習が出来たのでうれしい誤算でした。

 さて、昨日は三重県予選以来の久々の試合。
 まったりと練習したので、個々のレベルアップの度合いを測るためには絶好の機会。

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 その風貌は中学生かと思わせる。
 球威は90K前後はあり、三重県男子の中でも上位に入るのではないか?なかなか彼のような女子はいないと思う。

 指先に引っかかった球はやはりウチの選手達では打ち返せない。

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 ウチはUN18が先発。
 UN10が故障で投げれなかった間に自覚と責任感で急成長している。
 今日の彼女は100点満点。ここにきてかなり成長している。

 1試合目は、相手投手の球威に打線に緊張感が走ったので、全国に向けての初試合としては最高だった。
 何球かあった失投を見逃さなかったのは良かったが、指にひかかったときの速球に負けないようにしていく必要がある。

 2試合目はUN10が久々の投球。ここしばらく投球練習を控えていたので仕上がりには程遠い。
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 まあ、それなりに投げることが出来たので、6年生のこの時期になると体が覚えているのである。
 投げ込んでいけば、夏には間に合いそう。

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 男子は、当たりもきついし、速いし、積極的だ。
 最初は、戸惑いもあったが、徐々に慣れてきたようだ。このスピード感についていけるようにならなければならない。

 試合を終えて、練習が大事か試合が大事か?考え直しているところ。
 この子達が自分でゲームの流れを読んで、かつ、つかんで対応させるには2ヶ月では到底無理がある。
 この日のような午前中試合、午後練習のパターンが良いのかもしれない。

 来週からはしばらく試合が続く。いろいろ工夫しながら戦っていきたい。
 

パワーに対抗

 数年前、陸上競技のジュニア強化されている日本陸連の方や、アスレティックトレーナーに日本一のジュニアを育てるには何を鍛えたらよろしいか?
 瞬発力、動体視力、動的柔軟性等々の脳神経なのかとお聞きした。

 お二人の答えは揃って「筋力トレ」と答えられた。
 また、揃って「ただし、小学生のうちは」と付け加えられた。

 とにかくやせっぽっちで、膝下が長く股関節、肩甲骨、足首の柔軟性があるのが小学生の理想だそうだ。しかし、それでは、パワーのある体の大きい子には勝てない。
 それに勝つにはパワーを付けるしかない。そうおっしゃられた。

 私は、時々大阪の堺市の病院にあるトレーニング施設を訪ねることがあるが、バランス感覚はこの時期にしか伸びないそうだ。やはりいわゆる脳神経トレーニングのひとつになる。
 しかし、筋トレも否定はされていない。器具を使わないでバランスボールを使った腕立て伏せや腹筋は良いらしい。

 まあ、余談もあったが、やはり体が大きくパワーのある子が有利であることは間違いない。
 悩んだこともあったが、小学生は成長度も様々で一人ひとりを管理することも出来ないため筋トレはしていない。その代わり、色んな方法で現状の力を出し切るような体の動きが出来るように考えている。

 ウチの選手は小さくもないが大きくもない。早熟かどうかと言えば早熟な子は少ない。先に書いたやせぽっちで膝下が長い選手は数人いるが・・・
 パワーを上回るための工夫を施して、パワーに屈しないように仕上げたい。

オーバーワークとハードワーク

 あと2ヶ月となり、気合は日に日に高まってくる。
 ふっと全国のことを考えると胸の鼓動が高まることすらある。

 そうすると、トレーニングしなければ不安になり、どんどん自分を追い込んでしまうことがある。

 選手は監督である私が船頭になっている船に乗っているから、オーバーワークになっても無理やりついてくるだろう。それが、練習したくない症候群となって、頭痛がしたり吐き気をもたらしたり、倦怠感が続くような症状が出てくることがある。大人のチームを引っ張るより、子供達は一生懸命頑張って手を抜かないからオーバーワークに陥りやすい。一旦そうなったら、もう後の祭りで個々の能力は落ちるし、チーム全体もだらけてしまう。

 しかし、キツイ練習をしなければ、上達は無いし他のチームに対抗することは出来ない。
 子供は、回復力があるから大丈夫です。とおっしゃる方もいたが、ウチの中でも、オーバーワークかバーンアウトになりかけの選手もチラッと見え隠れしてきた。

 強化合宿のように3日間限定で精神的にも体力的にも追い込んでしまうのは、やり遂げた感があって、成長するのだと思うが、慢性的に追い込んでいくのが果たして凶なのか吉なのか難しいところだ。

 今日、8月7日を逆算して、スケジュールを埋めたがほどほどに集中力が切れない程度の質と量にした。
 男子チームとの試合が数多くなったが、この時期の男子はパワーアップしているし、かつ、ウチが春に全国を獲ったと知っているからムキになってくる。恐いのは骨折か?

まるっと練習

 まるっと練習っていうかまるっと打ちまくりの二日間でした。

 本当は練習画像を見てもらいたいところですが、パソコンを再セットアップしてから、携帯から画像が取り込めなくなりました。どなたかauユーザーの方は教えてください。
☆携帯からメールで添付しました。ただ、画像取り込むことはできませんでした。
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 (画像は、足を肉離れして、歩けない選手が上半身だけでマシン打ちをしています。狂ってしまわないかな?)

 さて、今のうちに足りないところを補うためにそんな練習をどういう風にするのが良いのかと考えたのですが、中々思い浮かびません。2ヵ月後のこの子達の姿が思い浮かびません。昨夏のMAX、ひまわり、NARUMI等のメダリスト達の姿は、ビデオで確認したりしてわかっているのですが、どうやってそこまで持っていくのか、その手法がわかりません。

 桔梗監督さんのブログを拝見すると、長崎県はひまわりさんが出場権を獲得したようです。
 春に初戦で戦った99ERSさんを完膚なまでに大差をつけての勝利であったようです。

 きっと多くの引き出しをお持ちなのでしょう。そして、勝ち方を熟知されていらっしゃるのであると思います。私は、面識がありませんが、昨夏交野さんとの試合で序盤に五分五分の試合展開であったが、全く慌てている様子はありませんでした。小学生、特に女子に指導は何がベストなのか一度伺いたいと思う。

 私と言うと、打撃フォームに関しては、若干のポリシーを持っているものの、まだ理解していない。
 変化球や剛速球の対処の仕方もわからない。きっとひまわりさんは、選手にあるヒントを与えて、その目的を達するためのプロセスに強い自信と信念があるのだと思う。

 ウチは好投手からまだ連打が出ない。またその対策もない。
 私自身、そのレールを見つけるために、昨日今日とあらゆる方法で打ちっぱなしをしたが、答えは見つからなかった。
 数打ちゃ当たるってのは好きではないが、相当数打ったので、この二日間で少しは打撃の成長が見られたのかな?それは試合で色んなタイプの好投手と対戦してみないとわからない。

スラップ

 ソフトボールには、スラッパーと言われる打者がいる。
 いわゆる走り打ちだ。

 私はソフトボールをかじって3年が経ったが、スラップの良さがよくわからない。
 北京オリンピックを観ていたとき、アメリカの俊足がスラップを試みていたが、いずれもフィールディングの良い日本の野手からは塁に出ることはなっかた。
 金メダルを決めたときもアメリカの打者はスラップでサードゴロではなかったか?
 確実に三塁手の頭上や二遊間のボテボテ等が打てれば良いが確立は激減するのでは?

 これから、ソフトボールの指導を続けていくうえで、スラップに対しての勉強もしていかなければならない。オフェンスだけでなくディフェンスもしかりである。

 私は、スラップというものを春の全国の決勝戦で初めて全松原さんが仕掛けてこられたので見たのである。
 全松原さんのように、足は速い、セフティーは絶妙。そんなチームはセフティーバントと思わせてスラップをするというように相手を惑わすのであれば使用可能だと思う。
 野球でバスターをしたりするようなものか?

 ただし、昨日打撃フォームについて書いたが、スラップをすると前に走りながら打つため、80㌔のボールが85㌔くらいに感じてしまわないか?また、変化球の時はどう対処するのか?

 一度自分自身がおじさんソフトボールのナイターに出て試してみたいと思う。
 日本リーグなどの最高峰でも活躍しているスラップにはもっと奥が深いような気がします。

 ちょっと勉強してみますのでアドバイスをお願いします。

打撃フォーム

 打撃フォームについて、「どんな指導をされていますか?」って質問されたのだが、電話では答えられるわけもなく、また、画像を見てもわからない部分があるし、個々の特徴があるので一概には言えませんが、私は捕手側の腕の押し込みを重点的に指導します。

 一時は投手寄りの腕が大切で右打者の左腕だけでバットを振っていたものである。
 きっとそれは、右腕でこねてしまうので大きな弧をかけないのでそれを防ぐこともあったのかもしれない。

 基本的に投手よりの脇は最初から最後まで閉めたままにするように私は指導している。だから、投手よりの腕だけでスイングさせるときはそこだけに注目している。

 次に、捕手よりの腕だが、トップから脇を閉めてインパクトまで持ってきて、そこからバットを振るのではなく前に押し込むようにうるさく言っている。
 ただ、文章では説明できにくいのだが、どのタイミングで腰を返してくるかが重要なのである。当然腕を押し込むときに一気に膝及び腰を返していくのが良いのであると思うが、微妙なタイミングがあるので説明できにくい。

 重心の移動も必要だし。軸足の股関節の動きも重要であると思う。
 私が、若干指導で失敗したのが、低学年時代にはとにかく腰を回してからバットを落としなさいって指導をしているのだが、完全に腰が帰ってからバットが出てくるようになって中々直ってこない。

 遠心力が働いて、スイングスピードが加速していくのだが、どうしても幹ではなく枝で捕らえるので速球投手には負けてしまうきらいがある。

 下の画像は、先般の三重県大会決勝での画像です。

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 この選手は、度会エンペラーズの大黒柱。
 この日も、UN18から80キロ以上は出ている速球を二打席連続で遥か彼方に運んでいった。
 この空振りは、最後に投げたUN10の70キロ程度の速球に腰が早く返りすぎてタイミングがずれた画像です。

 非常にきれいなフォームをしているので、さすが度会さんなのだが、せっかくきれいに右脇を畳んでいるのに、腰が返りすぎて、曲がった右ひじをきれいに前に押し込んでいくのは難しいのではなんて考える。

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 この選手も同じだ。
 この選手はタイミングがずれたのではなくいつも腰が返りすぎている。
 これは、私が指導したので責任を持って現在修正中なのだが、ここまで腰が返ってしまうとライトしか飛ばない。この画像も、ライトに放った画像だ。

 この二人はインパクトの時の腕の使い方は非常に理想的だと思う。
 しかし、両方とも腰が返りすぎているのでは?なんて思っているがみなさんいかがでしょうか?