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静岡での二日間

 静岡で過ごした2日間ででは大きな勉強をさせて頂いた。

 5スタートさん。
 9月の伊勢での大会ではコールド勝ちをさせて頂いた。

 初日は2-2
 二日目は6-6くらい?
 
 内容は負けていた。

 9月の時点で5さんはメンバーが大きく入れ替わっている。
 ウチはそのままのメンバー構成。

 経験の差だけだったのかも知れない。

 そうであれば、指導者の力量の差を見せ付けられたのか。

 また、新人戦で三重県で優勝できたものの、僅差であったチームには一冬で追い越されるかも知れない。

 5さんには危機感を持たせていただいた。

 若穂クラブさん。
 投手はズシリとしたボールを投げ込んでくる。

 9月に試合しているからその重いボールがあることは分かっていた。
 序盤は五分五分でした。

 この2日間で唯一納得のいく試合が出来ました。

 2日目の錦田さん。
 東の横綱だと言う事で、私を含めスタッフは楽しみにしていた。

 しかし、立ち上がりから投手が指の痛みと足場を気にしてKO。

 精神面の弱さが露呈した。

 気分が乗っているときは、誰もがその迫力に負けてしまう凄まじい投球をする。
 ウチの小学生時代投手経験者4人が声を揃って、絶対勝てないから投手は辞めるという。

 しかし、精神面の弱さと大舞台の経験不足が好不調の波が激しい。

 せっかく錦田さん相手に投げられるのに・・・この冬で逞しく成長して欲しい。

 そんなことで、せっかくの錦田戦はウチのせいで覇気のない試合になってしまった。
 
 錦田MAX軍団には非常に申し訳ないことをした。
 1点ウチの方が得点が多かったけど全く参考にならない試合なんで黒星が付いたとは思わないで下さいね。

 そのままの流れでトップファイヤー戦。
 全く打てずに、完敗。

 ウチの守備がベストでも1-0で敗退だったはず。

 色んな試合が出来て私も勉強になった。

 しかし、桔梗監督以外にも、5監督、5投手コーチと掛川には熱い人ばかりだと感じた。
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タイミング

 静岡遠征では全くと言って良いほど打撃が振るわなかった。

 て言うかもともとそんなに打てないのだが、特にひどかった。

 その原因はタイミングを合わすことが出来ない。

 5スタートは軟投派で打たせて取るタイプ。
 若穂は本格派、錦田中は豪速球、トップはコントロール抜群で、それぞれ持ち味が違っていたのだが、
誰一人としてきれいに捕らえることができなかった。

 肩が突っ込む、体が開いてこねる、差し込まれて上半身だけ等々

 これでは、いつまでたっても進歩がないと思い、今日のナイター練習からトップを早く作って、バット
も早く寝かすように変えました。

 まあ、春まで時間はたっぷり有るし、結果を求めず中学生時代に打撃フォームを完璧にして次のステー
ジに送り出すことが私の役目だと思っている。

 若干だが今日の練習で手応えを感じたのでしばらく継続して様子を見たい。

複数のポジション

 いつも書くように、とにかく勝つことも大切だが、個々のレベルアップを図ることを一番にと思っている。

 守備位置であるが、あるていどは適正を見極めて使っているのだが、色んなポジションが出来ることで、動き方も色々覚えるし、他人の気持ちもわかるし、この先同じポジションにライバルが出現して他のポジションに回るかもしれない。

 だから、内外野どこでも守れるようにと思っている。

 新人戦も終わって、一昨日の静岡遠征からポジションを色々と守らせている。
 
 UN2の選手は小学生時代投手で現在は捕手。
 昨日エースが指が痛くて本調子では無かったので、トップ戦で先発。2イニング投げて守った事が無いサードに、ランナー一塁でボテボテのゴロをセカンドに悪送球をしたが、そういった攻めの送球ができたことで、この選手はサードでも守れるように成長したはず。その後5回からエースが投げると申し出たので捕手に。

 これだけ守ることが出来れば、応用が利くはず。

 その他の選手も色々守らせたが、不思議なのが外野手が内野を守るとそこそこ守る。しかし、内野手に外野を守らせるとフライ等の遠近感が良くつかめていないよう。

 これは、普段の練習で、内野ノックを全員にしているからなのか?

 その辺りを一冬で色々試していきたいと思う。

 ひとつのポジションで専門性を持たせて、の方が良いのか?

 これは指導者の見極めかも知れない。

掛川で

 先ほど帰ってきました。

 土曜のエコパは、小学生新人会場、小学生6年生会場、中学生会場と分けていただいて、女子ソフトボーラーとその家族で盛大に賑わっていました。

 2日間で述べ1,300人もの人が掛川に訪れました。

 その経済効果は、計り知れません。

 さて、私はゴールデンスターズを引き連れて、行きましたが小学生の方も気にはなっていたのですが中々見に行くことが出来なくて、試合の合間の40分程度だけ三重県6年生選抜隊の試合を見学にお邪魔しました。

 驚くほどチームワークが良くなっていて、「チーム」としての行動が出来ていました。

 UKIUKIメンバーも手を振ったらニコッと笑って手を振りかえしてくれました。
 私の顔を見てすくんでいた半年前とは違っていました。

 三重県もAチームが決勝に残るなど活躍をしてくれたそうです。

 中学校でソフトボールを続けようか悩んでいた人もこの経験で続ける決心をしてくれたら嬉しいです。さらに言うとゴールデンスターズに来てくれたらもっと嬉しいのですが・・・

 まあそんなことはさておき、中学の部

 初日は5スタートさんと長野若穂クラブさん。
 二日目の今日は、5スタートさん、錦田中学校さん、トップファイヤーズさんとさせていただきました。

 オフに入ったこともあって、普段外野している選手を内野させたり、色々試しました。

 色々引き出しを持つ5スタートさん。
 打撃力を持つ若穂クラブさん。
 元MAX軍団。東海の雄、錦田中さん。
 堅実な戦いをしてくるトップさん。

 大変有意義な2日間でした。
 
 昨晩は、5さんスタッフの方々に色んなお話をしていただいて勉強になったし、そこに萩田監督がわざわざタクシー飛ばして来てくれて大感激でした。

 試合を通じて考えさせられたことは後日アップしますが、楽しい2日間でした。

 5スタート、掛川桔梗スタッフの皆さんありがとうございました。

 追伸:富士が掛川インター付近から望むことができました。


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6年生交流戦

 掛川での交流戦。

 世話役ということで段取りをしましたが、全て両チームの監督にまかせっきりで申し訳有りませんでした。

 当日は、エコパ内でゴールデンスターズを引き連れていますので合間合間に交流戦を覗きに行こうと思います。

 遠巻きに、6年生の合同練習を見ていましたが、非常に雰囲気も良く楽しそうに練習していました。


 しかし、その楽しさだけでなく他県から小学生女子ソフトの最高峰の面々が集まってくるわけですから、この2日間は集大成のつもりで、気合を入れて集中して欲しいと思います。

 掛川桔梗の皆さんをはじめ、お手伝いをしてくださる関係者の皆さん本当にありがとうございます。

 出来うることなら、また観たい。
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 エコパからの富士山を。

ゴールデンスターズ予定(11月24日修正)

 今週末以降の予定です。

 11月26日 掛川・菊川遠征 伊勢5時出発予定 5START、長野若穂クラブ   場所:エコパ
 11月27日 掛川・菊川遠征 2日目 5START、長野若穂クラブ、錦田中学校  場所:常葉学園菊川高校
 12月3日 五十鈴グラウンド練習
 12月4日 名古屋遠征  東海学園高校練習
 12月10日 第1回安藤杯予選リーグ 
 参加チーム:森本中学校(石川県)魚津東部中学校(富山県)ハッピーフレンズA、ハッピーフレンズB、名古屋西レディースジュニア(愛知県)伊勢ゴールデン☆スターズ(三重県)長森中学校、岐北中学校、白鳥中学校、白川中学校、瑞浪中学校、池田中学校、大野中学校、緑ヶ丘中学校、岐阜クラブ、岐阜NEXUS(岐阜県)
 対戦チーム:緑ヶ丘中学校、NEXUS、岐北中学校
 場所: 富加町半布ヶ丘公園多目的広場  
 12月11日 第1回安藤杯決勝トーナメント
 12月17日 五十鈴グラウンド練習  県選抜選手2名は県選抜練習
 12月18日 五十鈴グラウンド練習
 12月23日 五十鈴グラウンド練習
 12月24日 五十鈴グラウンド練習 
 12月25日 五十鈴グラウンド練習
 12月30日 場所未定 練習
 12月31日 場所未定 練習

 です。
 

文武両道

 今日は、午前中にゴルスタとUKIUKI6年生と合同練習し、その後試験期間中である中学生は、勉強会を開催しました。

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 本当は、私が講師をするために集めたのですが、30年間のブランクは否めず、各々で教えあいしていました。

 先週もまともに練習が出来ていなくて、この日も午前中だけで、テストで休んでいる選手もいる。

 なんてお気楽なクラブチームだなんて思われるかも知れませんが、こんなチームも有りかななんて思っています。

 この勉強会の成果はテストの点を見てからですが、数時間でかなり出来ていました。

 また、チームワークも良くなるし、負けじ魂が芽生えるので良かったと思います。

 定期的にこんなこともして行こうと思っています。

東海大会代表チーム

 東海大会出場チームが出揃いました。

 【愛知】
 名古屋西レディース
 安城北中学校
 【岐阜】
 岐阜NEXUS
 西陵中学校
 【静岡】
 錦田中学校
 5START
 【三重】
 伊勢GOLDEN☆STARS
 三雲中学校

 です。
 対戦相手は、愛知、岐阜、静岡のいずれかの2位チームです。

 各県の優勝チームは錦田中学校以外はクラブチームという結果でした。

 岐阜NEXUSは、ウチと同じで2年生1人であとは1年生のチームです。

 個人的には、名古屋西と錦田の東海1,2の豪速球対決が見たいと思います。
 
 今週末は、錦田中学校と5STARTと練習試合ができます。
 

 練習不足が露呈しそうですが、良い勉強会にしたいと思います。

ソフトボーラーである前に一中学生であること

 いくらクラブチームだからと言って、学校生活を疎かにしてもらっては困ります。
 
 プロ野球選手でも、一野球人である前に一社会人であることを忘れるなと言われています。

 ゴールデンスターズは、基本的に学校生活での態度を厳しくしています。
 授業態度、いじめ、服装の乱れ等があれば厳しく罰則を与えるようにしています。

 ですから、基本的には選手の自己申告となりますが、時折、学校生活の情報を仕入れることもしています。

 中学生は多感な時期で、自己主張も強くなるので難しくなります。

 しかし、ここはクラブチームであります。

 ここのルールにのっとって、行動をしてもらいます。
 ただし、全てトップダウンではなく、色々話し合って特段の配慮はします。

 まずは、監督と選手の信頼関係が無ければ組織は成り立ちません。

 今月末は、テストの中学が多くなります。

 上手くなりたいから練習がしたくて仕方ないけど、テストも大切って気持ちの選手には休んでもらいます。

 掛川には、勉強道具を持ち込んでテストが終了した選手がアドバイスをしながら夜は勉強会です。

 ゴールデンスターズの選手は、生活態度が模範になると胸が張って言える位に自覚を持たせたいと思います。

オフに突入

 大会も終えて、オフに突入です。

 と言っても、体力造りばかりするわけでもなく、技術練習が主になります。

 練習試合や、ローカル大会にも出場します。

 昨日は、雨で練習場所が無く、今日はグラウンドコンディション不良のため室内で午前中だけの練習です。

 先日書いた『600時間の差』は埋めるどころかって話になりますが、9時から13時まで打撃の基本だけみっちりしました。
 ボールを打った数は600近く打っています。
 その多くをトップの位置を確認して、ヘッドの出方、両脇、股関節、体重異動等をチェックしてスイングしました。
 崩れていた選手の多くはこうやって徹底的にチェックをしながら振り込ませると直ってくるものです。

 とにかく基本を徹底的に体に染込ませて、ぶれない選手に育てていこうと思っています。

 午後からは、小学生三重県選抜隊に室内練習場を空け渡しました。

 子供たちは非常にいい表情をしていました。

 掛川では、思いっきり楽しんで良い思い出を作ってきてください。

初球の駆け引き

 日本シリーズを固唾を飲んで観ていました。

 最高に面白いです。

 最高峰の選手がコレほどまでに一生懸命プレーしていて、ベンチサイドの駆け引きや打者バッテリーの読み合いは見ていて興奮してきます。

 ここで感じたこと。

 『初球の入り方』

 打者の視点から考えてみる。(バッテリーからはその逆を考えてください)

 普通打者は、中々初球から打ちにいけないものです。(投手の球筋、捕手の初球の入り方を見てみたい)
 しかし、逆に初球を簡単に見逃してしまうと、相手にボールを打たされてしまう確率が高くなる。

 初球ストライクで1-0(投手有利となる)
 きっと次は狙い球は何か?真っ直ぐか変化球か?インかアウトか?を打者のバットの出具合やしぐさを見るためにボール球の確率が高くなる。その後も甘い球は投げてこない。
 それでは、打者としては初球から積極的に打っていきたいが、本当に甘い球しか初球から打ちたくないはず。(心理的なもので、本当に甘い球は0-2、0-3、1-3等のカウントしか投げてこないのだから少々なら打ちにいっても良いはず)しかも初球に手を出して打ち取られたら守備側は非常に楽でリズムに乗ってしまう、だから初球は見逃してしまう。

 バッテリーは、初球からガンガン打ってくるチームに対しては、当然初球から甘い球は投げてこないし、狙い球を見極めるのにボールから入ってくる可能性が高い。
 初球ボールだとする。
 次のボールも甘い球を投げられなくなりバッテリーはかなり神経を使ってしまう。
 となると次もボールになる可能性は高くなる。また、1-1になっても2球も見られて、配球を読まれているのではとバッテリーは神経を使う。

 これが、格上の打者であれば尚更である。

 今日の日本シリーズで無死3塁で内川選手の時の谷繁捕手の初球の入り方は、インコースのシュートボールだったと記憶している。2球目もそうで、その時点でインコースに内川選手が反応しているのでその後は外一辺倒だったのではないかと推測している。
 吉見投手は抜群の制球力をもっているので、ヒットか最悪でも外野フライと思っている内川選手には私であればアウトコースギリギリのスライダーでストライクを取って有利にしたかった。1-0になればインコースシュートやフォークでボール球を見せながら色々な配球が可能だったかもしれない。
 
 しかし、様々なデータを駆使しているプロ選手が思っていることは私の様な素人とはもっと奥が深いのだと思う。

 この日本シリーズを見ているとたった1球の配球で試合は大きく変わってくる。

 非常に勉強になるし、打ち合いの野球より、1球の重みを感じられるこんな試合は最高に楽しい。

 球場で観ていてははつまらない、落合中日vs小川ヤクルトの駆け引きを来年も見てみたいと思ってしまう。

トップをつくる

 野球打ち、ソフトボール打ち、この違いが未だにハッキリしません。

 私の知識と理解度では、ソフトボール選手の打ち方、ポイント等が野球とどう違うのか未だに分かりません。

 強いて言うなら、
 ・非常にどっしりと構えている選手が多い。
 ・ステップが小さい
 ・バックスイングが無い 
 ・腰の返しが少ない?(フォロースルーにも違いがある?)

 と言ったところでしょうか?
 
 ステップやバックスイングは投捕間が短いから小さいだと思う。

 しかし、プロ野球選手の投げる球も体感速度はソフトボールの方があるかもしれませんが、凄い迫力があります。
 まあ、わからないことを憶測で述べていてもいけないのですが、トップを作るのは野球もソフトボールも同じであると思っています。

 中学生には、これからの時期にしっかり基本を叩き込みたいので、バットの角度、重心、軸足等トップをキチンと作らせたいと思います。

三重県選抜

 日曜日に三重県選抜最終選考会があり、ゴールデンスターズからはバッテリーの2人が合格しました。

 9人が受験して4人が1次選考突破して、新人戦で優勝して防御率0.00のエースが復活しました。

 日曜日は5人が最終選考に挑んで2人が合格でした。


 正直、もう少し技術的に優位にたっているかと思いましたが、まだまだでした。

 私が贔屓目に見ても5人とも合格ラインにはいたものの絶対合格だとは思えませんでした。

 合格した2人は大きくなってチームに戻ってきて欲しいし、落選した選手は、今まで以上に努力して欲しいと思います。

 愛知県や埼玉県などのように優勝チームが全国大会に行けるシステムならみんなで行けたのになあなんてちょっぴり思いました。

 基本的にウチのコンセプトは、勝つことより個人の能力アップなんで、2人は少しさびしい結果です。

 指導能力が足りないのかもしれません。

 一人ひとりに応じた指導を心がけて、上で通用する選手を育てて行きたいと思います。

東海地域新人大会中学生の部

 岐阜1位 岐阜NEXUS
 岐阜2位 西陵中学校クラブ
 愛知1位 名古屋西レディース
 愛知2位 安城北中学校クラブ
 三重1位 伊勢GOLDEN☆STARS
 三重2位 三雲中学校クラブ
 静岡ベスト4
 静岡クラブ・FSトップファイヤーズ・5START・錦田中学校クラブ

 となっています。
 仲良くしているチームの名前が多くあり3月17日が楽しみです。

600時間

 あるお知り合いのクラブチーム関係者とお話させていただきましたが、中学校の部活動とクラブチームでは年間約600時間もの練習量の差があるようです。

 当然週末だけのクラブチームが毎日の部活動と比べても差があるのは承知していましたが、そこまでとは考えても見ませんでした。

 実際昨日の県選抜セレクションでも、小学生当時を知る選手とゴルスタのUKIUKI出身と比較して、小学生当時はウチの選手が上回っていたのにその差が縮まっていたり、追い抜かれていたりしていました。

 私が以前中学硬式野球に携わっている時は、平日は陸上部などに籍を置き、帰宅後すぐに塾に行って食事の後に300球はティーバッティング&筋トレ(月水金は胸、火木は下半身、腹筋背筋は毎日)というような課題を与え彼らはそれをこなしていた記憶があります。

 現在ゴルスタの多くは陸上部に入っています。

 娘もそうなんですが、確かに短距離、走り幅跳び、ジャベリック等で足は速くなったしバネもついたり身体能力の向上は図れています。

 ただし、疲れと勉強で練習を小学生時代ほどしなくなりました。

 UKIUKI時代は投手でしたから、毎日の投げ込みと素振りは日課でした。

 今は、素振りすら小学生時代より減っています。
 小学生時代より練習量が減るなんて考えられません。

 文頭で書いた600時間の差を埋めるべく自主練習も自覚をもってしてもらわなくてはなりません。

 指導者は、練習量が少ない分、内容が濃い練習が出来るように勉強しなければなりません。

東海大会W出場

 昨晩、近所の大変お世話になった方が、他界された。

 本日お通夜で明日は、告別式だが当たり前だが、死別ほど切なくなるものは無い。

 永遠のお別れです、ご冥福をお祈りします。


 さて、昨日の小学生中学生の新人戦であるが、UKIUKIは準優勝し伊勢ゴールデンスターズは優勝して3月17日18日に地元伊勢で開催する東海地域新人大会に出場できることが決定した。

 UKIUKIは昨年のメンバーは4人で残りは9月中旬に入団した6名での戦い。

 何とか新人戦に参加したいさせたいの一心で部員集めをした結果なんで、出場できるだけでOKの戦いで、投手を含む残留隊4名が奮闘するとともに、新入団選手もバントが成功するなどして決勝まで進出することが出来た。

 三重県小学生の2011年は、度会エンペラーズが頭一つ抜け出して後は混戦ではないか?
 
 夏の全国予選の頃には雅スポーツ少年団がその牙城を崩しにかかってくるのでは?

 UKIUKIも群馬県に前回大会優勝旗の返還を果たすことは出来なかったが、東海大会で経験を積んで、新たな新生UKIUKIスピードとして頑張っていきたい。


 ゴールデンスターズは、現在打撃フォームを色々いじりすぎて好不調の波が激しい。

 しかし、日替わりヒーローが出て、上位が苦しんだら下位が下位が苦しんだら上位がとどこからでも得点できるようになってきた。
 決勝の三雲中戦は、第2回春季全日本3位のMIKUMO女子そっくりそのままメンバーであった。

 投手の巧みな投球術にまんまとはまったが、ウチのエースがもっと頑張って勝利することが出来た。

 これからは、緩急に対する打撃術をもっと勉強しなければ来年6月の全国予選ではリベンジされるだろう。
 というか3月の東海大会決勝戦で再戦できればと思う。

 ウチのエースは、3月の都道府県対抗三重県選手選考会2次試験に繰り上がりで合格することが出来た。
 今日その2次試験があったが、合格してその実力を出してきて全国区になってほしいと期待している。

 何はともあれ、小中Wで地元開催東海大会に出場できることは、非常に喜ばしいことである。

新人戦結果

 小学生決勝
 UKIUKI 0-21 度会エンペラーズ

 中学生決勝
 ゴールデンスターズ 2-0 三雲中学校

 でした。

入団の内規

 ゴールデンスターズは選手の入団に関しては、このチームで頑張りたいって思ってくれる人は初心者であろうと練習だけしたいという小学生であろうと中学校や高校の入学までって人でも幅広く受け入れます。

 ただ、内規的にお約束があります。

 1 自身の通学する(入学予定の)中学校にソフトボール部が存在する場合は、顧問の先生に許可をもらってください。
 2 自身が、既に中学校の部活に所属している選手の入団は原則認めません。
   ただし、顧問の先生が特別に認めた場合は検討します。(部活を退部してしまった場合も同様とします)
   その場合は、保護者が、必ず私に報告してください。

 原則として、幅広くチームの存在は広報しますが、部活に迷惑をかけるような既所属の選手を勧誘したり、引き抜いたりする行為は一切いたしておりません。


 県内の中学校との共存共栄を図っていかなければなりませんので、ご理解をお願いします。

幼少からの経験

 中学生を4月から指導してきて、ボチボチと他のチームとも交流させていただいて、見えてくることがある。

 やはり、小学生時代の経験は計り知れないということ。

 ゴールデンスターズも全員が小学生時代の経験者で、男子チームに所属していた2人を除く9人は全員が女子チームに所属し、しかも全て全国大会を経験している。

 今回の新人戦でもベスト4のうち、ウチ以外の3チームで三雲中はMIKUMO女子、崇広はたかはたで経験しているはずである。

 いつも県で上位に入る度会中や明和中、明正中もしかりである。

 しかも、そんな中学校の指導者はソフトボールの指導に長けている素晴らしい方ばかりである。

 やはり、小学生時代から積み重ねてこなければ難しいスポーツなのかもしれない。

 現在小学生チームは7チームだけ。中学生、高校生の活性化を図るには小学生に対しての普及活動が大切であるのは言うまでもない。

 平成33年に国体が三重県で開催される予定だと聞く。

 少年女子を強くするには、現在の小学生1,2年生が中心となる。

 また、現在の中学生は、成年女子でメンバーに入ってこなければならない。

 私たちの役目は、チームを強くすることだけでなく、普及活動が最優先であるのです。

 是非とも、ゴールデンスターズに初心者が入ってきて欲しい。
 
 中学生から始めて、NTSに選出されている選手もいると聞く。

 そんな選手を育てるのも指導者冥利につきるのです。

中学生の1学年の差

 ゴールデンスターズを立ち上げて、練習試合等をこなしてきたが、新チームになるまではウチの1年生軍団が戦ってきた相手は殆どが3年生中心となっているチームでした。

 それまでは、まだ1年生だからという気持ちで試合してきたので体力差があって当然だと思っていたので深くは考えてきませんでした。

 そんな中、今週日曜日に三重県選抜最終選考会があるので、そんな事も踏まえて色々選手を見てきましたが、やはり1年生と2年生の差はあるのだと冷静に感じました。

 この中学生女子での1学年の差は体力差が殆どで、中学1年生はまだまだ子供で、中学2年生の早熟な人はもう大人になっているようです。

 だから、たった1学年違うだけだからって鼓舞してきましたが、1年生はやっぱり1年生なんだと思います。

 したがって、この日曜日にある選考会に1年生4名が残ってはいるもののかなり苦しいのではないかと思っています。

 体力は、自然に任せて、この冬場のうちに技術を高めて行こうと思っています。

打撃の『タメ』

 今日のナイターで、ゴールデンスターズは5人の参加でしたが、ゆる~いボールでのフリー打撃を行いました。

 ロングティーは投げ手がタイミングを合わす。マシン打撃はスピードが一定している。

 したがって、自分でタイミングを合わすことが出来ない。

 ソフトボールの指導で忘れかけてしまいがちな、懐を深くって打撃をしていなかった。

 ためて軸に乗り、懐を深くって打撃をしないと技術は上達しないのではと再認識しようとしているところです。

 今日は、ためて逆方向に打つように心がけさせたところ、きれいにバットを押し込んでこねない打撃ができたのではないかと思っています。

 この5人以外の選手も火曜日は自主トレをしているはずです。

 週末は、良い投手ばかりですが、何かしら誰かが打ってくれるのではと予感しています。

バットコントロール

 土曜日の試合の反省をしてみると、各人のバットコントロールが悪すぎます。

 原因は?

 多分私の指導にあります。

 通常の練習では、900グラム強の硬式野球用竹バットで振らせています。

 いわゆるマスコットバットを振っているのと同じです。

 私が、年に数回行っていた大阪のトレーニング場では、マスコットを完全否定しています。

 「負荷を強くしてトレーニングをすると実際の競技と異なるトレーニングをすることになる」

 「野球のようなコンマ何秒の世界で微妙なタイミングがずれてしまうと悪影響を及ぼす」

 「マスコットを振った後でバットが軽く感じることで満足感は得られるがスキルは上がらない」

 と言われ続けてきました。


 瞬発力をつけること、動的柔軟性を養う、スポーツビジョントレーニング等々は参考にしてきました。

 ただ、重いバットで振らせて、仕上げに軽いバットで調整する。

 それを貫いてきただけに、ここは信念を曲げてきませんでした。

 しかし、大会前であるのにそれを変えてこなかったために、現状のような打撃不振に陥っているのかもしれません。
 パワーも付けたいし、もう少し様子を見てみたいと思います。


 

6年生交流会


 昨年から掛川に向けてチームワークと想い出つくりのために遠征に出かけたり、シャツを揃えたりしています。

 第1段として先日岐阜遠征をしてきましたが、今週末に第2段を用意しました。

 志津美旭丘のKさんにお願いして、奈良選抜メンバーと交流をさせていただきます。近畿四国方面の他のチームもとお誘いしましたが、スケジュールが合わずに三重奈良だけの予定でしたが、和歌山ブルースターズの監督にお願いして急遽和歌山6年生合同チームを結成してもらい、奈良までお越しいただくことになりました。
 
 これで、12日はかなり盛り上がるはず・・・なのですが、本日の県大会が雨天中止になり安山監督が参加できなくなりました。東員監督も3位決定戦があるので大丈夫でしょうか?

 まあ、プレーするのは子供達。ましてや6年生なんで、いざという時は自分たちでサイン出すのも良しかもしれません。

 結局安山監督は岐阜に続き采配することができませんでした。

 掛川までに合同練習するなど奈良遠征以外に何かしら企画してみます。

雨天延期

 小学生大会の決勝&中学生大会の準決勝決勝は来週の土曜日に延期になりました。

 UKIUKIスピードの方は、決勝戦が出来るだけで大満足なんで、後は監督に任せるだけです。

 GOLDENSTARSの方は、今日は延期になって良かったと思っています。

 ベスト4は、ウチと神戸中学校さん、三雲中学校さんと崇広・城東中学校さんの対戦です。

 神戸中学校さんは、初戦の文岡中学校戦を少し見ましたが、コツコツと当ててくるしぶといチームのようです。また、反対ゾーンの三雲中学校さんは、小学生時代全国3位の原動力となった投手がさらにパワーアップしていました。
 ライズ、ドロップ(2種類?)、チェンジアップとどれも精度が高く、ストレートも素晴らしく打者の的を絞らせません。
 崇広・城東さんは、崇広さんの単独チームと以前に対戦しましたが、能力はかなり高いと思います。投手も球威はあるし、変則フォームで打ちにくく、ウチは得点をあげることが出来ませんでした。

 したがって、ベスト4に進出したチームを目に出来たことで、対策を講じられるので、延期になったことはウチにとっては良かったと思っています。

 まずは、一戦必勝で東海切符を取りたいと思います。

UKIUKI決勝へ

 UKIUKIスピードが今日の県大会で2勝して決勝に進みました。

 これで何と東海大会確定です。

 明日は決勝戦。

 相手は度会エンペラーズさん。
 ちょっとレベルが違うと思います。

 5年生がずらりと並んでダントツの優勝候補です。

 入団1ヶ月のちびっ子軍団では・・・ですが、緊張感の試合で大きくなって欲しいです。

 臆せずに思い切ってプレーして欲しいと思います。

適正なバット

 ゴールデンスターズ打撃不調3人組を中心に今日のナイターではロングティーをずっと行いました。

 まず、ティーバッティングの場合、打者のタイミングに合わせて投げ手が投げてくれる。しかも同じ場所に。

 だから、自分からタイミングを合わすことが出来ない。

 そこで、タイミングを直すことより、適正なバットを選択していきました。

 1人は、バットが遠回りに出ていてヘッドが出てこない。
 現在、AX4かチューブファイヤーの84センチを長く持っている。

 カタリストの82センチを持たせたところ、スムーズにバットが出るようになった。

 一方の選手は、練習では85センチの765グラムの超ヘッドバランスをブンブンと振り回している。
 スイングは素晴らしい、しかし、試合では当たらない。

 私も大きいのを打ってくれるのを期待していたが、ここはもうミートに徹してもらおうと82センチの軽いバットを使うように指示。

 私は、体が小さいので高校時代も83センチのバットを半グリップ短く持っていた。手前味噌だがそれでも柵越えは出ていた。
 やはり体に適したバットがあるのだと再認識した。

 ただし、5番打者の選手は身長150cmながら84センチのAX4を上手く扱って打率はチームトップ。

 まあ打っている間はいじらないのが鉄則。

 今日いじった3人が明日爆発してくれることを期待します。




 UKIUKIちびちびズは、今日は走塁を一生懸命覚えました。

 ランナーに出れば、面白い攻撃が見られます。

 4点に押さえれば勝機はあると思います。

 小中とも明日は勝利で終わりたいと思います。

なぜ?貧打病

 今日は、四日市の山手中学校で山手中さんと名古屋西レディースさんと試合をさせて頂いた。

 山手中さんと1試合、名古屋西レディースさんと2試合させて頂いたが、どの投手からもからっきし打てない。


 練習を休みすぎたのか?振りは鈍いし、タイミングが全く取れていない。

 泳いでしまう選手、差し込まれてしまう選手様々で、試合終了後に懇々と話しをした。

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 噂にたがわぬ好投手であった。
 彼女の次の2番手3番手投手も打てないのに彼女の投げる快速球を打てるはずなど無い。

 中学ソフトを見てきたこの半年の中では、荒削りであるが将来性を含めて考えると№1かもしれない。

 私はまだ、中学の全国を見ていないので、井の中の蛙であるが、指に引っかかった時の真っ直ぐは90キロ前後出ているのではないか。
 均整のとれた体格で、ばねもありそう。

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 この選手は、練習中はライナー性の当たりを連発し、つぼにはまった時は65メートル位の飛距離は出る。
 しかし・・・である。

 小学3年生からずっと一緒にいるからもっと欠点を分かってあげて、修正してあげなければならない。

 とりあえず、明後日からの県大会で1試合に1本だけこの選手が打ってくれれば、勝利を大きく引き寄せられるのではないかと思う。

 写真は、この2枚だけしか撮っていなかったので、山手中さんの画像は無いのだが、非常に明るい選手が多く、ソフトボールを心の底から楽しんでいるのだなあと思った。
 チームワークも良いし、中学生のお手本となるチームであった。

 ショートの選手を見ていると、こちらまで幸せな気分にさせてくれる。そんな素晴らしい笑顔でした。

 やっぱり小学生から大人まで、エンジョイが必要ですね。

応援歌

 小学生の野球を指導しているときよく相手ベンチにいる選手が応援歌を歌っていた。

 ソフトボール界にいたっては、高校生はもとより、一部リーグの選手ですら歌は歌わないものの大声で声援しっぱなし。

 これは、どうなんでしょうか?

 私は、投手がリリース時ゴクッとつばを飲んで息が詰まる瞬間が野球やソフトボールの醍醐味だと思っている。

 その時に打者は、声援の声など聞こえないほど集中していなきゃいかんし、ベンチにいる選手も自分で配球を読んでいなきゃいけないし、表現しにくいがス~っとボールがバットに吸い付かれていく瞬間を見て、ヒットになったと同時にナチュラルにわ~っと歓声が出る。

 この瞬間が、野球ソフトを辞められなくなる瞬間だと思っている。

 だから、少年野球時代を含めて応援歌を歌わせたことは無い。

 でも・・・小学生は楽しませたいから歌わせてもよいのかな?なんて最近は思っている。

 アドレナリンがいっぱい出るような時が止まるような集中力を味あわせたい。

 また変なポリシーを持ってと思われるかもしれませんね。

 これでは、選手に好かれる監督にはなれないかもしれません。

無欲の戦

 「図に乗る」「天狗になる」「欲をかく」等自分に戒めないといけない言葉がある。

 新チームのUKIUKIメンバーを見て、試合が出来ることの喜びを忘れていた。というか初心を完全に葬っていた。

 昨日のブログで師匠から勝つことより選手育成と言われたし、UKIUKIが選手不足で窮地に追い込まれていた時に何とかメンバーが集まって試合が出来るようになった。しかも新人戦に出場することもできる。

 大会に出れる喜びは勝ち負けよりも素晴らしいと実感し、冒頭の言葉を噛みしめて反省しなければならない。

 今年1月にゴールデンスターズを結成した時は、クラブ員はUKIUKI6年生(現中学1年生)4人だけだった。それが、1人づつ増えて行って試合が出来るようになった。

 当初の案内には「9人揃わないかもしれません。試合が出来ないかもしれませんが、個々の能力アップを図り次のステップにいけるように指導します」と記されている。
 試合が出来ないことが承知で来てくれたメンバー達なのである。

 そんな私を慕って入団してきてくれた選手を大切にしていきたいと思うし、大会に出れる喜びを噛みしめながら新人戦は戦っていきたい。

 きれいごとですが、確かに頂点を狙える位置にはいると思う。
 ただ、それが全てではない。

 自分でも何が正しくてどうしていったら良いか、結論は出ない。
 でも今いる11人と気持ちを一つにして、想い出を作っていけたらと思う。

 中学校関係者とも、保護者とも友好関係を持ち、お互いが尊敬の念を持てるような活動をして行こうと思う。

 自分自身を戒めて、もっと成長できればと思う。